【テニス】バコラー相手にはいかに気持ちよく打たせないかが大事です

 
週一プレーヤー
「ストロークが強いバコラーと試合すると弱気になってなかなか勝てません。勝つためのおすすめの対策法が知りたいです!!」

今回はこんな声にお答えします。

強豪校や草ト-常連のストロークが強い相手と試合をするのは嫌気がさす人も多いのではないでしょうか。
ラケットの進化もありラリーの速度はどんどん速くなってきていますね。

そこで今回はバコラーを相手に試合をする時に心掛けたいことを3つに分けて紹介します!

 
見習いコーチ
しゅーぞー
バコラーを攻略できればよりテニスの幅が広がりますよ!

バコラーの特徴

バコラーが求めているものは「ノータッチエースの快感」です。
トッププロのようなエースが取れればそれはもう快感なのです。

実際ノータッチエースが打てれば強いでしょう。
早くポイントを終わらすことも出来ますし、相手をねじ伏せた様な感覚にもなります。

では3つほどバコラーの特徴を整理しておきましょう。

多少のリスクは考えない

ネットを取られた苦しい展開ほど強気なパッシングショットを打ったりとミスと隣り合わせなプレーをすることがあります。

なのでそのショットが決まれば相手はより調子づき、強気なプレーを続けてくるんですね。

ミスをしたその次も強気に打ってくればバコラー確定です。

ファーストとセカンドの差が大きい

サーブでもノータッチエース狙いであると確率よりも威力を重視してきます。
対してセカンドは入れに行く回転量多めのサーブであることが多いです。

速度だけでなく相手の声の大きさ、力感が違うこともありますね。

ミスをするとよくいらついている

ノータッチエースを狙って入らないと怒りをあらわにすることが多いです。
トッププロのようなプレーがしたい気持ちが強いとミスをしたときの失望感も大きいためです。

ミスをしても前向きにとらえられている選手だとそれはメンタルが強い選手だと思います。

ではバコラーの対策方法を解説していきます!

バコラー対策に必要なこと

題名の通りで相手に気持ちよく打たせないことです。

先ほどの3つを元に攻略していきましょう!

相手にリスクあるプレーをさせる

リスクあるプレーってなに?って感じですが色々試してみましょう!

中ロブを打ち込ませ続ける

初歩的ですが中ロブを打ち続けることで相手は打ち込みたい衝動にかられます。

速い球を速く打ち返すより遅い球を速く打つ方が難しくないですよね。

これはボールのリズムが乱れて相手の足が止まりやすくなるためです。

また遅く返すことで時間ができ、崩されても体勢が立て直しやすいためこちらのリスクは少ないのです。

ただこれだけでは勝てません。

スライスで我慢させる

スライスを多用すれば低い打点となり相手は打ち込みづらくなります。

打ち込めないイライラがつのればいずれ強打してきます。

大事なのは強打されてエースを取られても繰り返してみることです。
相手のメンタルを徐々に削ればミスも増えていきますよ。

鋭いアプローチ、ボレーで強打させる

ネットに詰めることでも相手は強打してきたくなります。
威力よりも鋭さを重視したアプローチやボレーは打ちづらいのです。

鋭いボールとは
  • 角度をつけた浅く浮かないボール
  • 相手の正面に深く打ったボール

ですね。

ローボレーで浮いてしまうと思ったらドロップボレーに切り替えるのもありですね。

アプローチに関しては下記の記事で詳しく解説しています。
よろしければご参考ください。

ファーストは触る、セカンドは強気に

続いてはリターンですね。

ファーストでノータッチエースをとらせない

反応が遅れてもとにかく触れることが大事。
触れてしまえば相手はより厳しいコースに打ってきます。

サーブで緩急を使わずに強打してくる選手はひたすらリズムを合わしていきましょう!

セカンドは強気に

強打ではなく深く返すことが大事です。
センターに深く打つことで相手は角度がつけづらくなり攻めづらくなります。

セカンドサーブを攻略することで相手のペースを乱せてミスが誘えます!

慣れたら徐々にコースを散らしたり、ポジションをあえて下げてから深く打つのも有効ですね。

ミスをした次のポイントを分析する

最後は相手がミスに対してどう対応しているのかを見極めましょう。

展開が早くなった

より厳しいコースに強打するタイミングが早くなっているといらいらしている可能性が高いですね。

こうなると相手はミスよりもエースを狙うことを優先して考えてます。
ミスが続く限り打たせておきましょう。

展開がガラッと変わった

サーブ&ボレー今までしてこなかったプレーを仕掛けてきたなど相手の展開が変わることがあります。

そうするとその前のポイントの展開を避けようとしているかもしれません。
その前のミスをさせた時と同じ展開に持っていけるようにしていきましょう。

よりラリーが長くなった

我慢強くなってくれば強打できるタイミングを待っているかもしれません。

その時は前に詰めてプレッシャーを与えたり、先手を打つことが大事です。
ここで主導権を握られれば相手に大きなプレッシャーを与えられます。

あくまでも相手が強打しづらい、低い打点で打たせることを軸に展開を作っていきましょう!

最後に

バコラー対策には、

  • 相手にリスクあるプレーをさせる
  • ファーストは触る、セカンドは強気に
  • ミスをした次のポイントを分析する

この3つのポイントを押さえていきましょう!

相手よりも考えることで相手に考えさせるプレーに繋がります。
プレッシャーを与えて勝利をものにしてください!!

本記事はここまでです!
ありがとうございました!

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